EDIUS Expressでは、ビデオカメラの映像ファイルだけでなく、デジタル一眼カメラやコンパクトデジタルカメラ、スマートフォンや携帯などで撮影した映像ファイルを簡単に取り込んで編集することができます。
しかも、フォーマット(AVCHD、AVC/H.264、MPEG-2、Windows Media、QuickTimeなど)や、解像度(フルHD、HD、SDなど)、フレームレート(60p、60i、30pなど)などが違っていても、これらを気にすることなく、同じタイムライン上で混在して快適に編集することができます。
このほか、高精細で滑らかな1080/60pのデータやフィルムライクな24pといったデータもストレスなく編集することが可能です。
写真やイラストなどの画像データ、音楽データなども編集できます。画像の大きさや位置、角度、音量などは自由自在に設定でき、アニメーションを設定することも可能です。劇場用映画やテレビ番組のようにタイトルやテロップも簡単に作れます。
ビデオや写真のサイズ、位置、角度などの設定には、「レイアウター」とうい機能を使用して編集を行います。また、タイトルやテロップ作成では、「クイックタイトラー」を使い、文字の大きさやフォント、影のの設定に加え、枠線、立体感などのスタイル変更なども行えます。 なお、これらの詳細な設定は編集操作と同じようにシンプルに行えるので、スライドショーやタイトル付きビデオを思いどおりに作成することが可能です。
EDIUS Expressのインターフェースは人間工学に基づき設計されているので、ビデオ編集がはじめて、あるいはPCに不慣れなユーザーでも直感的な操作が可能です。
マウスのさまざまなアクションに対応した再生操作、映像や写真素材のフォルダ管理・検索が可能なビンウィンドウ、簡単操作でカットの切り替わりを微調整できるトリムモード、そして、カメラやSDカードなどの外部メディアを自動認識・表示するソースブラウザーなど、編集をシンプルにしかもスピーディーに行える機能が充実しています。
なお、操作画面のレイアウトやキーボードショートカットもカスタマイズすることができ、自分で利用しやすい形に自由にアレンジできます。
ビデオに視覚効果を与えるビデオフィルター、場面の切り替わりに効果を与えるトランジション、音声にフィルターを加えるオーディオフィルター、音声の切り替わりに効果を与えるオーディオクロスフェード、タイトルの登場や消え方を演出するタイトルミキサーまで、さまざまな演出を簡単にすることができます。エフェクトパレットでは、エフェクトの説明が日本語で表示され、トランジションの効果をアニメーションで確認することもできるので、はじめて使うエフェクトでも迷わずに選ぶことができます。
高価なビデオ編集ソフトで利用されているカラーコレクションを搭載し、本格的な色調補正を行うことができます。ワンクリックでホワイトバランスを補正したり、色相・彩度・輝度で制限した範囲のみを調整、画面を分割し別の素材と比較しながら調整といった高度な機能で追い込んだ調整を行うことができます。
編集を終えたビデオの出力は、専門用語が数多く登場するので迷うことが多い作業です。EDIUSシリーズでは、目的に合わせた形でプリセット(YouTubeやiPadなど)を準備しているので、難しい専門用語を全て理解する必要はありません。
自分でプリセットを作ることもできるので、ビデオの出力に慣れてきたら、目的に合う自分なりのプリセットを増やしていくことも可能です。