■アップデート内容
EDIUS Pro 8 機能追加
・プライマリーカラーコレクションの追加機能
PQ方式のHDR素材向けのカラースペースを追加(BT.2020/BT.2100 PQ)
色空間ダイアログに、「変換基準」の項目を追加
「ディスプレイライト」と「シーンライト」の選択が可能
・エンコーダーの追加
新しいH.264のソフトウェアエンコーダーを追加
従来のソフトウェアエンコーダーと比べて、高画質で高速なエンコードが可能
・Out点を追加するときのモードの切り替え機能を追加
・デコード対応の追加
H.265(HEVC)※クイック・シンク・ビデオのハードウェアデコードも活用可能
Panasonic DC-GH5 6K PHOTOのデコードをサポート
Canon EOS C700 RAW
・HiDPIディスプレイ対応
・エクスポーターの追加
[XAVC]
- Long GOP 60M
QFHD(3840x2160) 29.97p/25p/23.98p
- Long GOP 422
QFHD(3840x2160) 59.94p/50p/29.97p/25p/23.98p
- Intra Class 480
4K(4096x2160) 59.94p/50p/29.97p/25p/24p/23.98p
QFHD(3840x2160) 59.94p/50p/29.97p/25p/23.98p
[XDCAM]
- 35M
FHD(1920x1080)
Mync Standard 機能追加
・ストーリーボードのFCP XMLエクスポート機能を追加
作成したストーリーボードをFCP XML 形式で出力してEDIUS 8などでインポートすることが可能
・PQ方式のHDR素材向けのカラースペースを追加(BT.2020/BT.2100 PQ)
・新しいH.264 のソフトウェアエンコーダーを追加
・デコード対応の追加
H.265(HEVC)※クイック・シンク・ビデオのハードウェアデコードも活用可能
Panasonic DC-GH5 6K PHOTOのデコードをサポート
Canon EOS C700 RAW
■EDIUS Pro 8 Version 8.51 (2017/6/14) アップデート内容
EDIUS Pro 8 機能追加
・クリップの[プロパティ]の[アスペクト比]に、[2.0000]と[1.8000]を追加
アナモフィックレンズを使用して収録した素材に対応
・Quick Titler に新しいファイル形式(*.etl2)を追加
DPI が異なる環境で作成されたタイトルでも、同じレンダリング結果を得ることが可能
Version 8.5 以前のタイトルとの互換性を優先したい場合は、従来のファイル形式(*.etl)での表示や編集も可能
Mync Standard 機能追加
・ストーリーボードにBGM 機能を追加
・取り込み履歴の削除と非表示に対応
・ストーリーボードのエクスポート時の設定に、[エンコード]を追加(当社製ソフトウェアエンコーダー)
[画質優先]と[速度優先(ハードウェア)]の選択が可能
クイック・シンク・ビデオが使用できる環境でのみ表示
■アップデート内容
機能追加
・オプティカルフロー技術による高品質なスローモーション機能
・ビンに新たなタイムコード表示モードを追加
・様々なプロジェクト設定でDVDやBlu-rayへオーサリングする機能
・プロキシファイルのサイズ設定オプションを追加
[大](1920x1080)、[中](960x540)、[小](NTSC:352x240、PAL:352x288)
デフォルトは[中]
・プライマリーカラーコレクションのカラースペースを追加
FUJIFILM - F-Log
・64 チャンネルオーディオをサポート
・MXF DNxHD インポート / エクスポートの拡張 ※
1920x1080、60p/59.94p/50p、10-bit/8-bit
・ユーザーインターフェースの改良
・[取り込み先のフォルダー]に、取り込み先の履歴を表示(Mync)
・プロパティペイン / 設定ダイアログのデザインを改善(Mync)
・静止画を保存できるスナップショットボタンを追加(Mync)
・[お気に入りフォルダー]にショートカットを追加(Mync)
[Desktop]、[Pictures]、[Videos]
・オンスクリーンディスプレイの表示エリアを拡張(Mync)
※ DNxHD オプションライセンスが必要です
■EDIUS Pro 8 Version 8.31 (2016/12/8) アップデート内容
機能追加
・ソースブラウザー対応とデコード対応の追加
SONY XAVC Long GOP 422 QFHD
SONY X-OCN
・プライマリーカラーコレクションの改善
[プライマリーカラーコレクション]ダイアログの[カーブ]の[Y]/[R]/[G]/[B]に個別初期化ボタンを追加
■EDIUS Pro 8 Version 8.32 (2017/3/1) アップデート内容
機能追加
・製品名を「GV Browser」から「Mync」(ミンク)に変更
・ムービー作成機能(ストーリーボード)を追加
・ストーリーボードのエンコードを追加(MP4)
・Facebook へのアップロード機能を追加
広いダイナミックレンジを保持できる撮影フォーマットの「Log」(ログ)。EDIUS Pro 8はそのLogフォーマットの特性を活かしたカラーコレクションをシンプルかつ自由に行うことが可能です。Log フォーマットで撮影された映像は、そのままではコントラストが低い状態(いわゆる眠い絵)ですが、プライマリーカラーコレクションフィルターを適用し、各種設定を行うことで、広い階調幅を表現でき、肉眼に近い高品質な映像を再現できます。例えば、通常の撮影モードでは黒つぶれや白飛びを起こしやすい状況でも、画質を劣化させることなく細部を補正できます。機能面では、業務用ビデオカメラなどのLogフォーマットの情報を検知し、撮影素材本来のカラースペースを自動的に適用する機能や各カメラメーカーのLogフォーマットが混在した場合でも、1つのLogフォーマットに揃える機能も搭載しています。また、実現したいアウトプットに最短で近づくために、各種設定は効率的で直感的なユーザーインターフェースでオペレーションが可能です。
EDIUS Pro 8 Version 8.2 マニュアル(PDF)はこちら
EDIUS Pro 8 Version 8.22 マニュアル(PDF)はこちら
世界中のユーザーから非常に要望が高かった「モーショントラッキング」の機能を追加しました。従来のマスクフィルター内で動きのある被写体の特定部分にシェイプ(パス)を作成し、トラッキングを実行すれば、自動的に追従して位置・大きさ・回転のデータを高速に解析します。この機能により、動きのある人物の顔や車のナンバープレートなどに[モザイク]などのエフェクトを効率的に適用したり、多彩なカラーコレクションフィルターやクロミナンスフィルターを活用することでより高度なカラーグレーディングが可能です。また、複数のシェイプの同時トラッキングや逆方向へのトラッキングにも対応しています。
EDIUS Pro 8 Version 8.2 新機能マニュアル(PDF)はこちら
EDIUS Pro 8は、PCや外部ストレージ上に保存された各種の素材コンテンツを統合管理し、映像編集のワークフローを改善するための新ツールとして「Mync」を搭載しました。EDIUS Proのライセンスで起動できる独立したアプリケーションで、一眼を含むデジタルカメラ全般、スマートフォン、ウェアラブルカメラなどの動画や静止画、プロフェッショナルが業務用ビデオカメラで活用するXDCAM、P2、XAVCといったカメラコーデックにもネイティブ対応しています。また、キヤノンが業務用ビデオカメラXC10、シネマカメラCinema EOS C300 Mark IIで採用した新カメラコーデックXF-AVCにもいち早くサポートしました。また、AVCHDやMXFフォーマットなどは、複雑なファイル構造を持っていますが、そのファイル構造を意識することなく、スムーズに取り込んで、プレビューすることが可能です。その他にもスマート検索・タグ管理・取り込み履歴・アップロードなど充実した機能が搭載されています。
Intel Quick Sync Videoに最適化することで、8bit 4:2:0 H.264素材の編集を行う場合には、4K 30p/24p素材でもリアルタイムプレビューをすることができ、快適な編集が可能になりました。また、Blu-ray、YouTube用動画、AVCHD、XAVC Sなど、H.264コーデックを使って書き出す必要のあるビデオフォーマットも増えてきましたが、Intel Quick Sync Video最適化の恩恵により、これまでよりもさらに高速なH.264の書き出しを実現しています。加えて、放送用途を含め、幅広く使用されているXAVCフォーマットに関しても独自のエンジンを搭載したエンコード技術により、他社ソフトウェアに比べ、圧倒的な高速化・高画質を実現しています。
キヤノン独自の4K対応のビデオフォーマットXF-AVCに正式対応しました。開発段階から関わることでより最適化が成され、再生時のリアルタイム性が高くなっています。また、ソースブラウザにも対応しているので、複雑なフォルダ階層を意識せず、即座にファイルを表示が可能です。もちろん、Myncでも正式に対応しており、メタデータの読み込みや快適なプレビューが行えます。
EDIUS Pro 8のインターフェースはユーザービリティの更なる向上を目指し、フラットデザインを採り入れ、より見やすいものへと変更されました。初心者やPCに不慣れなユーザーでも直感的な操作が可能です。視認性に優れるグレー基調のカラーリングにすることで、長時間の編集作業による目の疲れにも配慮しています。編集画面は、素材やタイムラインの映像を確認する「プレビューウィンドウ」、映像編集作業を行う「タイムライン」、そして映像や音声、タイトルなどの素材を一元管理する「ビンウィンドウ」の3つから構成され、これらの画面はユーザー独自にレイアウトをカスタマイズできます。クリップの並び替えやエフェクトの適用といった操作は、マウスだけでなくショートカットキーで快適かつ効率的に行えます。
EDIUS Pro 7を発売してから2年間の間、世界中のユーザーから数多くの要望が集まりました。その日々届けられる要望に対し、映像編集ソフトウェアとして、使い勝手を向上させるために小さくても一歩ずつ機能改善を行ってきました。デコード/エンコード速度の極限までのチューニング、編集オペレーション全般におけるレスポンスの向上、マーカーの活用やトリム編集時の振る舞いなど、派手ではありませんが、これらの改善は日々続けられ、今後も行われます。
マイクロソフトが2015年夏にリリースしたWindows 10。EDIUS Pro 8は、この新しいOSを正式にサポートしています。