EDIUS 11 and Mync 11 Release notes - version 11.40.19019

重要なお知らせ

EDIUS Xもしくはそれ以前に作成したビンウィンドウの [検索結果] フォルダーが引き継がれるようになり、代わりにEDIUS 11.00 - 11.22で作成した [検索] 内の検索結果のフォルダーはMyncおよびMyncウィンドウ内の各プロジェクトの下にのみ表示されるようになりました。
※プロジェクトファイルはどちらも保持します。
※ビンウィンドウで新たに検索を行い[検索結果] フォルダーが追加されても、それはMyncやMyncウィンドウには表示されません。その逆も同様です。
※EDIUS 11.00 - 11.22で作成した検索結果のフォルダーをビンウィンドウで使用したい場合は、手作業で作り直す必要があります。

新機能

EDIUS

- クリップを結合してシーケンスクリップにした際、そのクリップの色としてシーケンス内の先頭クリップの色が使われるように変更。
- Blackmagic RAW SDKを v5.0 に更新し以下の機能を追加及び改善。
- Panasonic LUMIX S1II, S1RII 及び S1IIE で撮影されたBlackmagic RAWファイルをサポート。
- URSA Cine 12K LF 及び 17K 65 ファイルのパフォーマンスを改善。

Mync

- Blackmagic RAW SDKを v5.0 に更新し以下の機能を追加及び改善。
- Panasonic LUMIX S1II, S1RII 及び S1IIE で撮影されたBlackmagic RAWファイルをサポート。
- URSA Cine 12K LF 及び 17K 65 ファイルのパフォーマンスを改善。

不具合修正

EDIUS

- タイムラインクリップの速度を変更するとタイムラインクリップの間に意図せぬギャップが挿入されることがある。(SFDC00919928)
- ジョブウィンドウに常に不必要なスクロースバーが表示されUIの端が隠れる。
- Chorus Hub Serverのアンインストールまたは更新時にライセンスサービスの削除に失敗すると、そのPCへのChorus Hub Serverのインストールや更新ができなくなる。(Chorus Hub環境のみ)
※この修正は問題の発生を予防します。既に問題が発生している場合は、以下の手順に従って復旧してください。
1. もしChorus Hub ServerやGV Floating License Serverがインストールされていたら、それらをアンインストール。
2. 下記のフォルダーを削除。
%temp%\05d79435-1aa0-48e9-91ef-bcc32983ed0b
3. コマンドプロンプトを管理者として起動。
4. コマンドプロンプトで下記のコマンドを実行。
sc delete "GVLicenseServer"
(成功すると”[SC] DeleteService SUCCESS”と表示されます。)
5. PCを再起動。
- 稀にプロジェクトオープン時にMyncウィンドウとジョブウィンドウが表示されないことがある。

Mync

- ジョブモニターに常に不必要なスクロースバーが表示されUIの端が隠れる。

既知の不具合

EDIUS

- OpenFX プラグインのエフェクト設定のタイムライン ペイン上で、キー フレームに設定された値が正しく表示されない。
※値自体は正しく設定されています。
- Boris FX Sapphire プラグインの一部のビデオ フィルターとトランジションを使用時にアルファ チャンネルが正しく適用されない。
- Boris FX Sapphire プラグインのビデオ フィルターがシーケンスクリップに対し正常に機能しない。
- いくつかのBoris FX Sapphire プラグインのビデオ フィルターに対しプリセットのロードが正常に機能しない。
- インターレース プロジェクトでは、OpenFX プラグイン エフェクトが適用されたクリップの画像が、プロキシ モードまたはドラフト プレビュー 中は縞模様になる。
- OpenFX プラグイン エフェクトが適用されたクリップのフレームサイズが現在のプロジェクトのフレームサイズより小さい場合、そのクリップの再生中に間違った画像が挿入されることがある。
- プロジェクトのTCモードを変更すると、オーディオに付加されたタイムコードがビンウィンドウとプレーヤーとで異なる。
- スタビライザーによる解析の完了前にファイルのエクスポートを開始すると、スタビライザーフィルターが無視される。
- クリップにBoris FX ContinuumプラグインのBCC FX Browserを適用すると、EDIUSが強制終了する。
- Boris FXのOpenFXプラグインがライセンス期限の警告ダイアログを表示すると、EDIUSがフリーズする。
- Myncで削除されたマーカーがEDIUS上では残ったままになる。
- Boris FX Sapphire プラグインの S_DissolveStatic の設定ダイアログを開くと、EDIUSがフリーズする。
- Boris FX Continuum プラグインの Polarizer の設定ダイアログをセカンダリー モニターで開くと、EDIUS がフリーズする。
- Boris FX Continuum プラグインの一部のエフェクトで、設定ダイアログのスライダーバーの一部が正しく動作しない。
- サインアウトせずに Windows アカウントを切り替えると、EDIUS が正常に動作しなくなる事がある。
- Myncのライブラリに多数のアセットがある場合、EDIUSの編集パフォーマンスが全体的に低下する。
※いずれかのプロジェクトに一度でも登録されたクリップは、プロジェクトを保存した・していないに係わらず全て自動的にMyncのライブラリに登録されることに注意してください。
- エクスポートされたクリップが複数のファイルから成る場合、エクスポートジョブのコンテキストメニュー項目 "EDIUS Binへ送信" および "プレーヤーで表示" が正しく機能しない。
- Myncウィンドウ内であるプロジェクトのクリップを別のプロジェクトにドラッグアンドドロップで登録できない場合がある。
- "ファイル変換" が失敗することがある。
一時回避策: 失敗した場合は再実行する。
- 開始TC、フレームレート、フィールドオーダー等のクリップのプロパティを変更しても、それらは "ファイル変換" すると元に戻される。
- Myncウィンドウのレイアウトが少しおかしくなることがある。

Mync

- EDIUS 11 BroadcastにバンドルされているMync 11がDolby Digital (AC-3)やDigital Professional (AC-3)、Dolby Digital Plus (E-AC-3)オーディオを再生しない。
- Mync XまたはEDIUS Xからアップグレードした後のMync 11の初回起動時、データベースの移行ダイアログが自動表示されない場合がある。
一時回避策:ヘルプメニューから"データベースの移行..."を選択しデータベースを移行する。
- サインアウトせずに Windows アカウントを切り替えると、Myncが正常に動作しなくなる事がある。
- EDIUSのプロジェクトテンプレートで使用されているアセットを削除する方法がない。
- エクスポートされたクリップが複数のファイルから成る場合、エクスポートジョブのコンテキストメニュー項目 "EDIUS Binへ送信" および "プレーヤーで表示" が正しく機能しない。
- あるプロジェクトのクリップを別のプロジェクトにドラッグアンドドロップで登録できない場合がある。
- プロジェクトノード内で、サードパーティー製タイトラー、カラーバー等一部のタイプのクリップのサムネイルが表示されずオフラインであるかのように見える場合がある。
- "ファイル変換" が失敗することがある。
一時回避策: 失敗した場合は再実行する。
- プロパティペインの幅を変えてMyncを再起動すると、不要な空白領域がプロパティペインの横に現れる場合がある。
- 開始TC、フレームレート、フィールドオーダー等のクリップのプロパティを変更しても、それらは "ファイル変換" すると元に戻される。
- [管理] タブのレイアウトが少しおかしくなることがある。