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White Paper

ディスプレイライト基準とシーンライト基準の使い分け 即時性を重視したHDR制作ワークフローへの応用例

映像業界では、Sonyの「インスタントHDR」など、HDR映像を報道やライブなどの即時性が求められる用途にも活用しようという取り組みが進められています。そのために、HLG(Hybrid Log-Gamma)方式で撮影できるカメラを市場に投入するなどの動きが始まっています。HLGで撮影すれば、必要なら撮ったそのままの映像をカラーグレーディングなしで最終出力とすることができるので、即時性が高まります。では、S-LogやV-LogなどのLog方式のカメラでは、即時性は実現できないのでしょうか?家庭用テレビではLog方式の信号を観ることができないので、家庭用テレビで対応されているHLGまたはPQ(Perceptual Quantization)方式に変換する必要がありますが、変換自体は簡単に行うことができます。ライブはひとまず置くとして、カット編集とタイトル付加程度で短時間に送出する目的には、EDIUSで編集と方式変換を行うことが考えられます。その際、LogとHLGの映像トーンに対する考え方の違いなど、注意するべき点もいくつかあります。このことは、プライマリーカラーコレクションの変換基準の選択にも関係してきます。本資料では、その点について解説しています。

Grass Valley編集用コーデックHQXの特長は何か? どんな編集に最適なのか?

素材フォーマットの形式と種類が増加し、それにも増して顧客が要望する納品フォーマットが増加するのに伴っ て、NLEで使用するコーデックとして何を選択するかが、ますます重大かつ頭を悩ませる問題となっています。この 記事では、いわゆる「中間コーデック」を使用することでどのようなワークフローが可能になり、最適な結果を得 られるかをご説明します。次に中間コーデックに特に求められる特性を明確にし、Grass ValleyのHQコーデックフ ァミリーの最新世代であるHQXをご紹介します。
続いて、いくつかのベンダーから提供されている中間コーデックソリューションを、画質、フレキシビリティー、 ビデオだけでなくグラフィックスに対する適格性の観点から比較します。同クラスのコーデックを比較するテスト を行い、HQXは他のポピュラーな中間コーデックに勝るとも劣らないことを示します。また、HQXは繰り返し編集に 対して際立った性能を持っていることを示します。さらに、データレートや画像サイズに対する柔軟性、アルファ チャンネルが一体としてサポートされている点などにも触れ、HQXが画像品質を重視するクリエーターやアーティス トにとって最善の中間コーデックであることを結論づけます。